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タイトル: 右肺動脈欠損症の1例
著者: 金子, 昌信
大田, 豊承
安場, 広高
辰巳, 秀爾
キーワード: 胸部X線診断
肺動脈
肺動脈欠損
胸部CT
先天性心臓疾患
発行日: 2014年12月
出版者: 三菱京都病院
引用: 三菱京都病院医学総合雑誌(1342-7520)21巻 Page20-22(2014)
抄録: 片側肺動脈欠損症はまれな先天性奇形である。反復性肺炎、喀血、労作時呼吸困難が一般的な症状であるが、無症状で経過する例もある。胸部X線写真で片側の肺容積減少と肺門部血管影減少が認められれば、本疾患を疑うことが大事である。鑑別には、片側肺低形成、肺分画症、Scimitar症候群、Swyer-James症候群などが挙げられる。予後は合併症の有無に左右される。先天性心疾患を合併し、肺高血圧症を来した例は予後不良である。成人例の多くは予後良好であるが、大量喀血や肺高血圧に注意が必要である。今回われわれは長引く呼吸器症状を主訴に来院した右肺動脈欠損症の1例を経験したので報告する。【著者抄録】
URI: http://hdl.handle.net/11665/519
ISSN: 1342-7520
出現コレクション:第21巻

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