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第31巻 >

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タイトル: Type 2 high重症喘息に対するSwitching BiologicsによるSuper ResponderとClinical Remissionの達成率
著者: 安場, 広高
キーワード: 気管支喘息
Clinical Remission
生物学的製剤
発行日: 2025年1月
抄録: 【目的】重症喘息に対する生物学的製剤(以下バイオ)は,最初に選択した製剤が無効で他剤に変更する場合も多く,達成目標を明確にして一定のルールのもとでswitchしていくことが重要と考えられる.【方法】末梢血好酸球数150/mm3以上かつFENO25ppb以上のType 2 high重症喘息111例に対し,Super Responder(SR)達成(年間の増悪ゼロかつ全身ステロイドゼロ)を目標として,severe ECRSや好酸球性併存症があれば,mepolizumab,henralizumab,dupilumab,cycling therapyの順に,それらがなければ,omalizumab,dupilumab,tezepelumabの順に使用することを原則としてバイオ製剤のswitchを行い,SR達成率とClinical Remission(SRおよび年間ACT≧23,CR)達成率を検討した.【結果】111例のSR達成率は86%,CR達成率は52%と高かった.最終のバイオ別では,omalizumab 24例,mepolizumab 16例,benralizumab 27例,dupilumab 32例,cycling therapy 8例,tezepelumab 4例で,それぞれSR達成率は79%,81%,93%,91%,100%,25%,CR達成率は46%,63%,63%,44%,63%,25%であった.SR,CR達成率は,severe ECRS合併69例において,非合併42例よりも有意に高かった.【結論】Type 2 high重症喘息に対しては,SR達成を目標とし,バイオマーカーよりも好酸球性併存症の有無を指標として,バイオを切り替えることが有効であった.
URI: http://hdl.handle.net/11665/3073
ISSN: 1342-7520
出現コレクション:第31巻

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