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第31巻 >

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タイトル: 誤飲した有鈎義歯を腹腔鏡下に摘出した1例
著者: 南, 貴人
内藤, 雅人
藤田, 悠介
戸田, 怜
加茂, 直子
尾池, 文隆
キーワード: 有鈎義歯
小腸
腹腔鏡下手術
発行日: 2025年1月
抄録: 70歳代女性.有鈎義歯を誤飲したが2週間ほど経過しても便中に排出されないため当院を受診.画像検査で上部空腸内に義歯を認めたが,症状なく経過しており当科初診から8日後に腹腔鏡下で摘出術を行った。透視を併用して鏡視下に空腸起始部から約15cmの上部空腸に義歯を確認した.この部分の空腸壁を切開して粘膜面に引っかかった義歯を確認し,慎重に外して摘出した.損傷した粘膜を縫合し,空腸切開部を2層で縫合閉鎖した.義歯の鈎が空腸の粘膜面に引っかかっており自然排泄は期待できず,放置すれば穿孔して汎発性腹膜炎を発症していた可能性が高い.小腸に留まる有鈎義歯は早期に外科的に摘出する必要があると考えられた.
URI: http://hdl.handle.net/11665/3070
ISSN: 1342-7520
出現コレクション:第31巻

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