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http://hdl.handle.net/11665/2930
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タイトル: | 医師・看護師・ホスピタルプレイスペシャリストによる協働 ~処置を受ける子どもへのプレパレーション,ディストラクションの取り組み~ |
その他のタイトル: | Cooperation with Physicians, Nurses and Hospital Play Specialist — Preparation and Distraction for Children Receiving Treatment — |
著者: | 中村, 公光子 |
キーワード: | 小児医療 プレパレーション ディストラクション 遊び |
発行日: | 2021年 |
出版者: | 京都市立病院紀要編集委員会 |
引用: | 京都市立病院紀要(0286-1356)41巻 Page82-85(2021) |
抄録: | 小児医療現場では,病気や処置に対して不安や苦痛を感じている子ども達が不安な状態のままで治療が実施されていることが少なくない.その経験が嫌な体験として記憶に残った子どもは治療に対し,恐怖感を抱きやすく,その後の成長に影響を与えかねない.ホスピタルプレイスペシャリスト( hospital play specialist:HPS )は,「遊び」の持つ力を使い,処置への心の準備としてのプレパレーションや薬物を使用せずに遊びで気をそらして痛みを軽減するディストラクションの技術を用いて子どもを支援している.遊びを通して,子どもは今後行われる医療プロセスを理解し,不安感を軽減することが可能となる.こうしたHPSの理論と技術を活用した取り組みについて報告する. Not a few children in the pediatric ward feel anxiety and pain from their illnesses and treatment, but are being treated in this
state of psychological anxiety. When the experience remains as a traumatic memory, the child will fear further treatment, and this
can affect the normal growth of the child.
The hospital play specialist (HPS) supports children by making the most of play for preparation and distraction to prepare the
mentality for treatment. The play technique helps children understand the process of medical treatment to be provided, and this
helps reduce their anxiety.
This report describes the attempts made concerning the theory and techniques of HPS. |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/2930 |
ISSN: | 0286-1356 |
出現コレクション: | 41巻
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