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http://hdl.handle.net/11665/2850
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タイトル: | 巨大胎盤血管腫により羊水過多、早産期前期破水をきたし、診断後早期に胎児を娩出した一例 |
著者: | 安藝, 惠 |
キーワード: | placental tumor chorangioma(chorioangioma) polyhydramnios |
発行日: | 2022年1月 |
抄録: | 4cmを超える巨大胎盤血管腫は8,000~50,000妊娠に1例とまれな疾患である。その合併症として羊水過多、早産、胎児貧血、胎児心不全、胎児発育不全などの重篤な異常を引き起こすことから、診断後は厳重な周産期管理が求められる。今回われわれは、9cm大の巨大胎盤血管腫のため羊水過多、早産期前期破水をきたした症例を経験した。胎盤血管腫の予後不良因子として、腫瘍が巨大であること、腫瘍が臍帯付着部に存在すること、腫瘍内部の血流が豊富であることが報告されており、本症例はこれらをすべて満たすものであった。小児科と協議の上、早期に児を娩出することで、児への心負荷を避けることができ、母児ともに良好な転帰となったので報告する。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/2850 |
ISSN: | 1342-7520 |
出現コレクション: | 第28巻
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