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タイトル: 帝王切開瘢痕部症候群 当科で経験した3症例の報告
著者: 櫻井, 梓
小林, 弘尚
松本, 有紀
中妻, 杏子
砂田, 真澄
杉並, 興
佐々木, 聖子
藤本, 真理子
堀江, 克行
キーワード: Cesarean section
Cesarean scar defect
帝王切開瘢痕
発行日: 2020年1月
抄録: 帝王切開後の子宮創部にはしばしば陥凹性瘢痕(Cesarean scar defect:CSD)を認める。この瘢痕部への月経血の貯留や、瘢痕部自体からの出血により不正性器出血や月経困難などが生じることがある。これを帝王切開瘢痕部症候群(Cesarean scar syndrome:CSS)という。CSD/CSSと診断した3症例を経験したため報告する。症例1ではCSDによる月経後出血を示した症例であった。現在治療方針を検討中である。症例2は瘢痕部妊娠し稽留流産となった。流産手術の後にCSDと診断し、腹腔鏡下子宮全摘術を行った。症例3では妊娠初期に帝王切開創部の断裂を認め、中絶手術を行った。現在子宮内避妊具を留置している。CSDの診断や治療に関して最近の見解を示し、3症例に関して考察する。
URI: http://hdl.handle.net/11665/1796
ISSN: 1342-7520
出現コレクション:第26巻

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