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http://hdl.handle.net/11665/1791
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タイトル: | 急性期後十字靱帯単独損傷の治療方針に対する文献的考察と検討 |
著者: | 白, 晨 秋山, 典宏 伊勢, 健太郎 |
キーワード: | 後十字靭帯損傷 治療方針 Posterio Lateral Corner injury |
発行日: | 2020年1月 |
抄録: | 急性期後十字靱帯単独損傷に対する治療方針は明確に定められていない。従来は保存療法でも良好な治療成績が得られることや手術手技の困難さなどから保存療法の割合が高かったが、最近は関節鏡手術手技・器械の向上もあり、手術療法が増加傾向である。保存療法および手術療法について記された論文を直接比較したところ、可動域に関しては保存療法が手術療法よりも良好な成績であり、不安定性に関しては手術療法が良好であった。客観的スコアリング評価、スポーツ復帰率、変形性関節症は、保存療法と手術療法の間で明らかな差は認められなかった。不安定性が強い症例では、将来変形性関節症を来たすリスクが高く、特にPosterio Lateral Corner損傷の合併が疑われる場合には、早期手術療法が望ましい。「とりあえず保存療法」ではなく、患者ごとに適切な治療方針を定めていくことが重要である。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/1791 |
ISSN: | 1342-7520 |
出現コレクション: | 第26巻
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