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http://hdl.handle.net/11665/1763
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タイトル: | 腹部アンギーナに対して、上腸間膜動脈へステント留置を行い良好な転帰を辿った一例 |
著者: | 北條, 瞬 川治, 徹真 櫛山, 晃央 中妻, 賢志 加藤, 雅史 金田, 和久 横松, 孝史 三木, 真司 吉田, 章 |
キーワード: | 腹部アンギーナ chronic mesenteric ischemia 血管内治療 |
発行日: | 2019年3月 |
抄録: | 腹部アンギーナは腹部の主要内臓動脈の狭窄・閉塞病変により腸管に慢性虚血を引き起こし、食後の腹痛や体重減少などが生じる疾患である。海外ではChronic mesenteric ischemia(CMI)として報告されるケースがほとんどである。本患者は73歳女性で血液維持透析のため当院へ通院していたが、2016年6月より食後や透析中に腹痛を訴えるようになった。単純CTで腹部内臓動脈多枝に高度石灰化を認め、カテーテルによる血管造影で上腸間膜動脈(SMA)起始部に高度狭窄を確認し、本疾患の診断に至った。本邦ではまれな疾患である腹部アンギーナに対して、血管内治療による血行再建を選択しSMA起始部にステント留置(6×15mm)を行い症状改善を得たため報告する。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/1763 |
ISSN: | 1342-7520 |
出現コレクション: | 第25巻
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