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タイトル: 内頚部型粘液性境界悪性腫瘍(EMBT)3期の一例
著者: 藤本, 真理子
東山, 希実
川村, 明緒
砂田, 真澄
佐々木, 聖子
堀江, 克行
キーワード: 卵巣腫瘍
内頚部型粘液性境界悪性腫瘍
病理診断
発行日: 2015年12月
出版者: 三菱京都病院
引用: 三菱京都病院医学総合雑誌(1342-7520)22巻 Page26-29(2015)
抄録: 卵巣の内頚部型粘液性境界悪性腫瘍(Endocervical-like Mucinous Borderline Tumor:EMBT)は比較的、予後良好とされているが悪性腫瘍との鑑別が難しく、術前に診断することは困難なことが多い。比較的若年発症であるため、妊孕性温存希望であることも多く、治療方針も苦慮することがある。症例は32歳挙児希望のある女性で、下腹部腫瘍にて紹介された。画像診断では悪性腫瘍の破裂による癌性腹膜炎が疑われたが、術中迅速診断では境界悪性にて腫瘍摘出術のみ施行。術後の病理診断では悪性腫瘍と診断。その後他施設にて再度境界悪性(EMBT)と診断された。病理診断が難しかったEMBT3期の1例を報告する。【著者抄録】
URI: http://hdl.handle.net/11665/1454
ISSN: 1342-7520
出現コレクション:第22巻

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