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タイトル: 卵巣および付属器摘出を余議なくさせた正常卵巣捻転の4歳女児症例
その他のタイトル: A case of torsion of the normal ovary and oviduct in a 4-year-old girl : Report of a Case
著者: 楯川, 幸弘
小池, 由美
八上, 隆行
井代, 学
徳永, 千恵美
大田, 和美
島川, 哲郎
キーワード: 卵巣捻転
正常卵巣
腹腔鏡手術
ovarian torsion
normal ovarium
laparoscopic surgery
MRI
超音波診断
X線CT
腹腔鏡法
卵巣疾患
卵巣摘出術
卵管切除術
発行日: 2011年3月31日
出版者: 洛和会ヘルスケアシステム
引用: 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)22巻 Page99-102(2011.03)
抄録: 小児における正常卵巣の捻転は、特に幼児期では稀であり、診断および外科的治療が遅れがちになりやすい。その理由として、卵巣捻転を起こしていても特徴的な症状に乏しく、結果的に卵巣が出血梗塞を起こしたり壊死に陥ったりすることがある。今回、われわれは右側腹部痛を主訴に来院した4歳の女児において、右正常卵巣捻転により卵巣および付属器摘出を行った症例について報告する。初診時には、血液検査および画像検査で、異常所見はみられず一旦帰宅したが、継続する腹痛のため精査目的のため入院した。入院時の腹部エコーにて、骨盤内に腹水と腫瘤を認め卵巣捻転が疑われた。腹部CT、MRIにて、右卵巣の出血性梗塞を伴った卵巣捻転が疑われた。腹腔鏡手術にて、右卵巣、卵管を切除した。術後経過は、順調に経過し早期退院した。幼児期の女児において、正常卵巣の捻転があることに留意し、早期診断のため試験的腹腔鏡手術を検討に入れることも必要である。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/436
ISSN: 1341-1845
出現コレクション:22巻

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