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http://hdl.handle.net/11665/400
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タイトル: | 入院加療を要した小児喘息児の検討 |
その他のタイトル: | Analysis of Asthmatic Children Requiring Hospitalization |
著者: | 大田, 和美 |
キーワード: | 喘息児 入院 アトピー体質 集団保育 下気道感染症 Steroids 危険因子 季節 気道感染 抗炎症剤 ウイルス抗原 喘息 吸入投与 時間因子 重症度指標 年齢因子 Leukotriene Antagonists |
発行日: | 2010年3月31日 |
出版者: | 洛和会ヘルスケアシステム |
引用: | 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)21巻 Page49-55(2010.03) |
抄録: | 2006(平成18)年1月から2008(平成20)年12月までに洛和会音羽病院小児科に入院加療となった喘息児の検討を行った。この期間に入院管理を要した喘息児は総数49例(男児29名、女児20名)であった。年齢の中央値は45ヵ月(1-183ヵ月)であり、2歳未満が31%であった。集団保育下の乳幼児は19例(39%)、兄弟姉妹のいる乳幼児は17例(35%)であった。病型ではアトピー型が82%であり、下気道感染症の合併が86%で認められた。入院数の月別推移では10月から12月(51%)と2月(12%)にピークを認めた。このピークは冬型下気道感染症による入院数の推移と相関していたが、RSウィルスおよびインフルエンザウィルス感染症の推移とは相関を認めなかった。喘息発作の低年齢化と下気道感染症の合併には集団生活の低年齢化の影響があると考えられた。喘息児の抗炎症薬(吸入ステロイド、ロイコトリエン受容体拮抗薬)使用は発作強度の軽減化に寄与していた。(著者抄録) |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/400 |
ISSN: | 1341-1845 |
出現コレクション: | 21巻
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