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21巻 >

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タイトル: 帯状疱疹の加療中に急性腎不全、アシクロビル脳症を発症した1例
その他のタイトル: A Case of Herpes Zoster, Complicated by Acute Renal Failure and Acyclovir-related Neurotoxicity
著者: 江川, 裕美
清水平, ちひろ
近藤, 摂子
キーワード: Valacyclovir
neurotoxicity
renal failure
hemodialysis
herpes zoster
Creatinine
血液透析
急性腎障害
多剤併用療法
電解質
血中尿素窒素
脳疾患
皮膚疾患
帯状疱疹
輸液療法
Loxoprofen
発行日: 2010年3月31日
出版者: 洛和会ヘルスケアシステム
引用: 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)21巻 Page65-67(2010.03)
抄録: 85歳女性。顔面帯状疱疹に対し、塩酸バラシクロビル(バルトレックス)を推定クレアチニンクリアランス(Ccr)54ml/minから用量を決定し処方した。鎮痛のためロキソプロフェンNa(ロキソニン)も併用した。5日後意識レベルが低下、強直性痙攣が出現し当院ER受診。急性腎不全およびアシクロビル脳症と診断され、血液透析により腎機能、意識状態とも元のレベルに改善した。帯状疱疹ではほとんどの症例で鎮痛剤を要する。加療開始時に腎機能が正常であっても、高齢者では抗ウイルス剤と鎮痛剤の投与により急性腎不全を来すリスクがあるため用法・用量は慎重に決定すべきで、注意深く経過をみる必要がある。可能であれば入院加療が望ましいと考えられた。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/399
ISSN: 1341-1845
出現コレクション:21巻

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