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http://hdl.handle.net/11665/399
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タイトル: | 帯状疱疹の加療中に急性腎不全、アシクロビル脳症を発症した1例 |
その他のタイトル: | A Case of Herpes Zoster, Complicated by Acute Renal Failure and Acyclovir-related Neurotoxicity |
著者: | 江川, 裕美 清水平, ちひろ 近藤, 摂子 |
キーワード: | Valacyclovir neurotoxicity renal failure hemodialysis herpes zoster Creatinine 血液透析 急性腎障害 多剤併用療法 電解質 血中尿素窒素 脳疾患 皮膚疾患 帯状疱疹 輸液療法 Loxoprofen |
発行日: | 2010年3月31日 |
出版者: | 洛和会ヘルスケアシステム |
引用: | 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)21巻 Page65-67(2010.03) |
抄録: | 85歳女性。顔面帯状疱疹に対し、塩酸バラシクロビル(バルトレックス)を推定クレアチニンクリアランス(Ccr)54ml/minから用量を決定し処方した。鎮痛のためロキソプロフェンNa(ロキソニン)も併用した。5日後意識レベルが低下、強直性痙攣が出現し当院ER受診。急性腎不全およびアシクロビル脳症と診断され、血液透析により腎機能、意識状態とも元のレベルに改善した。帯状疱疹ではほとんどの症例で鎮痛剤を要する。加療開始時に腎機能が正常であっても、高齢者では抗ウイルス剤と鎮痛剤の投与により急性腎不全を来すリスクがあるため用法・用量は慎重に決定すべきで、注意深く経過をみる必要がある。可能であれば入院加療が望ましいと考えられた。(著者抄録) |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/399 |
ISSN: | 1341-1845 |
出現コレクション: | 21巻
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