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タイトル: 有効な治療薬のなかった頃の肺結核症の経過とその治療の思い出
その他のタイトル: The Recollection of Tuberculosis Treatment During Years no Effective Anti-Tuberculosis Remedies
著者: 日置, 辰一朗
中島, 通郎
キーワード: 病理解剖学的考察
感染経路
肺虚脱療法
続発症
処置法
natural couse
infection state
collapse therapy
sequelae
抗結核剤
結核
非結核性抗酸菌症
無気肺
感染症伝播
発行日: 2012年3月31日
出版者: 洛和会ヘルスケアシステム
引用: 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)23巻 Page40-44(2012.03)
抄録: 結核症の原因菌(結核菌:Mycobacterium tuberculosis)が1876年、Robert Kochによって発見されてからのち約80年間、それに対する抗菌剤は発見されなかった。その間、大勢の患者が死に追いやられ、結核症は不治の病として恐れられてきた。抗結核菌剤が発見され、その効果が認められたのはごく最近の、やっと半世紀前の時代のことである。その頃の医学の状況を知る者として、当時の拙い医療のあり方を書き残しておくことは、今後、新しい未知の疾患が現れた時、その対策を考える上での指針を示す意味で有意義なことと考え、その当時の結核症に関する考え方や治療の方向について書き残そうと試みた。それぞれの症例に対するその時その時の見方があるので、各論的にもなるが、出来るだけ病理的な知識から「肺虚脱療法」をまとめ、また、一次感染、二次感染という見方を基礎にして、当時の医療が行われていたと考えた。そして最後に、抗結核菌剤の発見という大進歩によって、さしもの結核症も治癒しうる疾患になったのであった。そのあたりの、結核症を巡る、疾患と医療との攻防の変遷を綴ってみた。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/380
ISSN: 1341-1845
出現コレクション:23巻

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