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http://hdl.handle.net/11665/3115
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| タイトル: | IgG4関連腎臓病の関与が疑われた膜性増殖性糸球体腎炎の一例 |
| 著者: | 佐藤, 侑衣子 濱, 悠馬 大西, 創平 西原, 奈奈子 北川, 聡 嶋津, 啓二 田中 , 敦雄 |
| キーワード: | 膜性増殖性糸球体腎炎 IgG4関連腎臓病 IgG4関連疾患 |
| 発行日: | 2025年3月31日月曜日 |
| 出版者: | 大阪府済生会中津病院 |
| 引用: | 大阪府済生会中津病院年報(0918-5771),35(2),P150-153,2025 |
| 抄録: | 【症例】61歳,男性【臨床経過】X-1年より腎障害を認め,X年3月に当院腎臓内科に紹介となった。Cre 2.15mg/dl,TP 5.3g/dl,Alb 1.6g/dl,C3 47mg/dl,C4 3mg/dl,IgG 1719mg/dl,IgG4 717mg/dl,IgE 1577 IU/ml,尿蛋白16.8g/gCr,尿潜血 20-29/HPF,尿中NAG 7.8U/L,尿中B2MG 1598μg/l,他膠原病類縁疾患の診断基準を満たす所見は認めなかった。腎生検でメサンギウム細胞の嵌入・基底膜の二重化を伴う係蹄壁の肥厚,分葉化がみられ,酵素抗体法でIgG4陽性細胞10個>HPFを認めるも,IgG4-RKDに特徴的な間質線維化は認めなかった。MPGNを呈するprobable IgG4-RKDと診断した。メチルプレドニゾロン500mg/日を3日間投与後,プレドニゾロン40mg/日の内服に変更した。尿蛋白2.31g/gCrまで減少し,PSL30mg/日で退院となった。【考察】MPGNとIgG4関連腎臓病合併例の報告は少なく,今後の症例の蓄積に期待する。 |
| URI: | http://hdl.handle.net/11665/3115 |
| ISSN: | 0918-5771 |
| 出現コレクション: | 35巻2号
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