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http://hdl.handle.net/11665/3089
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タイトル: | 前立腺癌の転移が疑われる漿液性網膜剥離を伴った脈絡膜腫瘍の一例 |
著者: | 武田, 悠人 宮本, 紀子 栗山, 晶治 |
キーワード: | 転移性脈絡膜腫瘍 漿液性網膜剥離 |
発行日: | 2025年3月31日 |
出版者: | 洛和会ヘルスケアシステム |
引用: | 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)36巻 Page60-63(2025.03) |
抄録: | 前立腺癌と診断を受け、4カ月後に漿液性網膜剥離(SRD)を伴う脈絡膜腫瘍の1例を経験した。症例は66歳男性。左眼視力低下を主訴に受診したところ、SRDを伴う非色素性脈絡膜腫瘤が認められた。前立腺癌の初期で前立腺特
異抗原が正常であることや他組織に転移がないことから、前立腺癌からの脈絡膜転移の可能性は低いと思われたが、SRDおよび脈絡膜剥離が急激に進行したため、放射線治療を開始した。放射線治療の1カ月後、SRDはさらに進行したが、トリアムシノロンアセトニドテノン嚢下注射を施行するとSRDは減少した。SRDを伴う転移性脈絡膜腫瘍は診断可能な場合も多いが、悪性黒色腫などとの鑑別が重要であり、慎重な経過観察が必要と考えられた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/3089 |
ISSN: | 1341-1845 |
出現コレクション: | 36巻
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