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http://hdl.handle.net/11665/3083
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タイトル: | 大腸内視鏡検査・処置の40年 |
著者: | 齋藤, 信雄 |
キーワード: | 大腸がん検診 全大腸内視鏡検査 S状結腸内視鏡検査 大腸ポリープ ポリープ切除合併症 |
発行日: | 2025年3月31日 |
出版者: | 洛和会ヘルスケアシステム |
引用: | 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)36巻 Page21-26(2025.03) |
抄録: | 令和2年版の本雑誌に書いた「がん検診に係って36年」の続編である。大腸がん検診において対策型検診の行われる以前から、検便法で始めた職域検診はまさに手探り状態であった。免疫法とS状結腸内視鏡検査(SF)によるスクリーニングで要精検となった例を病院経営上の戦略として、自院で検査・処置をすることを目標にした。外科医の全大腸内視鏡検査(TCS)の技術習得を並行して進め、当初は透視下二人法で始めたのである。ポリープ切除例を昭和59年の第1例から記録して40年になった。大腸がん検診にSFを導入し、ポリープを精密検査のきっかけとすることは検診のコンプライアンス向上により、がん検診の成果と、ポリープ切除によるがんの予防的効果も期待できるのである。時代の流れとともに合併症の減少が明らかであった。術者の習熟、手技の変遷、デバイスの向上が伺われた。処置を実施した例のみのデータであり、解析の制限はあるが、それなりに成果を上げてきたことを確認し、手技の安定に安堵した。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/3083 |
ISSN: | 1341-1845 |
出現コレクション: | 36巻
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