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34巻2号 >

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タイトル: 抗がん剤投与による副作用軽減、化学療法誘発性脱毛予防
著者: 河野, 範男
竹村, 真寿美
マクレラン, 明以子
田中, 真理子
菱田, 昌代
竹内, 奈津子
吉村, 慶子
発行日: 2024年3月31日
出版者: 大阪府済生会中津病院
引用: 大阪府済生会中津病院年報(0918-5771),34(2),P160-164,2024
抄録: 乳がんの生存率向上に殺細胞性抗がん剤(以下抗がん剤)が果たした役割は大きい。近年さらに分子標的薬,免疫チェックポイント製剤さらに抗体薬物複合体など新たな治療薬が次々と登場しつつある中でも,抗がん剤治療はがん治療戦略の中心をなしている。抗がん剤投与に伴う合併症対策は支持療法の発達で時に重篤な状態となる副作用が軽滅され,多くの症例で計画された投与量が達成され奏効率,生存率の向上に寄与している。ところが乳がんに対する抗がん剤治療でほぼ必発の脱毛に対しては有効な予防法がなかった。近年ようやく化学療法誘発性脱毛(chemotherapy-induced alopecia:CIA)に対し頭部冷却が有効であることがある程度証明されてはいるが,予防効果は限定的であり,機器が高価であることから費用面で患者負担が大きく,すべて患者がその恩恵に浴することができてはいない。そこで,廉価で日本人頭部形態に適した頭部圧迫を意識した冷却Cap開発を試み,希望者に試着し良好な結果が得られたので考察と今後の展開を報告する。
URI: http://hdl.handle.net/11665/3055
出現コレクション:34巻2号

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