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12巻 2023 >

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タイトル: 当院で出生した18トリソミーの周産期管理についての検討
著者: 西田, 友美
房, 正規
熊谷, 美咲
清水, 香陽子
中筋, 由紀子
佐藤, 沙貴
市橋, さなえ
宮本, 岳雄
太田, 岳人
キーワード: 18トリソミー
新生児集中治療
在宅医療
出生前診断
胎児発育遅滞
帝王切開術
周産期管理
致死的転帰
細胞遺伝学的分析
トリソミー18症候群
発行日: 2023年8月31日
出版者: 加古川市民病院機構
引用: 加古川市民病院機構学術誌 12巻 Page19-21(2023.08)
シリーズ番号/レポート番号: 12;
抄録: 18トリソミーは予後不良の染色体異常であるが,近年では長期生存し,在宅医療へ移行できる症例も増えている.今回2020年から2022年までに当院で出生した3例の18トリソミーの症例を後方視的に検討した.男女比は2:1,母体年齢は21-40歳で,在胎週数は36週1日-38週6日,出生体重は1794-2262g.2例が自然妊娠,1例が人工授精による妊娠であった.いずれも子宮内胎児発育遅延を認め,多発奇形を認めたが出生前診断は希望されなかった.分娩方法は3例すべてが帝王切開であり,胎児機能不全が1例,既往子宮手術後,母体精神疾患合併妊娠での母体適応がそれぞれ1例であった.全例で積極的な蘇生術が行われ,分娩時の新生児死亡は認めず,2例で在宅医療へ移行し,うち1例は現在(11ヵ月)も在宅医療を行っている.18トリソミーの児の予後の予測は困難であるが,在宅医療へ移行できる症例もあることから出生前から経時的にカウンセリングや支援が必要と考えられる.(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/3048
ISSN: 2189-1567
出現コレクション:12巻 2023

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