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加古川市民病院機構学術誌 >
4巻 2015 >

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タイトル: 人工股関節全置換術術後プログラムを作成して
著者: 大西, 伸悟
平瀬, 智
西山, 隆之
キーワード: 術後管理
理学療法
アウトカム評価
後向き研究
プログラム開発
股関節置換術
外来診療
発行日: 2015年3月
出版者: 地方独立行政法人 加古川市民病院機構
引用: 加古川市民病院機構学術誌(2189-1567)4巻 Page46-47(2015.03)
抄録: 人工股関節全置換術(以下THA)は、変形性股関節症などの股関節疾患に対する治療として良好な成績を収め確立した治療法となっている。しかし、その合併症の1つである術後脱臼は医療者や患者自身が注意する必要があり、一旦生じるとQOL低下がしやすいことから理学療法経過遅延を招きやすいとされている。平成26年4月より既存のTHA術後プログラムを修正し治療ゴールを設定することで、治療期間を短縮することができたため知見を加え報告する。プログラム導入前後を比較するため、平成25年度と平成26年度に当院でTHAを施行され外来通院が終了した患者38名について、手術時年齢・術後在院日数・外来通院回数・術後治療期間等について後方視的に調査した。平成25年度と平成26年度の比較では、手術時年齢(64.2±9.4/58±15.8)歳、術後在院日数(30.4±6.6/29.0±5.3)日、外来通院回数(14.9±8.7/7.0±3.5)回、術後治療期間(147.9±59.6/68.0±26.3)日であった。今回の取り組みにより、THA術後治療期間等を改善できた。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/2842
ISSN: 2189-1567
出現コレクション:4巻 2015

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