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加古川市民病院機構学術誌 >
5巻 2016 >

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タイトル: 食事摂取量の増加を期待し考案された化学療法食導入の効果
著者: 中村, 恭葉
高山, 舞奈
河本, 優妃
松尾, 綾子
西田, 裕美子
志水, 晃介
岡村, 篤夫
キーワード: 化学療法
有害事象
食欲不振
質問紙法
エネルギー摂取量
病院給食
抗腫瘍剤
腫瘍
食品中のタンパク質
疲労
味覚障害
嗅覚障害
造血器腫瘍
後向き研究
発行日: 2016年3月
出版者: 地方独立行政法人 加古川市民病院機構
引用: 加古川市民病院機構学術誌(2189-1567)5巻 Page37-39(2016.03)
抄録: 化学療法による悪心・嘔吐、口腔粘膜障害、味覚異常など、食事摂取量の低下を来す有害事象は、治療効果を減弱させ、予後を悪化させる要因にもなる。そこでアンケート調査をもとに「化学療法食」を考案し、平成25年10月より運用を開始したため、効果について検証した。対象は平成24年1月から平成26年12月までの期間、入院で化学療法が行われた固形・血液腫瘍患者147名(「化学療法食」非導入群62名、導入群85名)。摂取エネルギーおよびたんぱく質の充足率を後方視的に比較・評価した。摂取エネルギー量充足率は非導入群103.9%、導入群114.6%(P=0.011)。摂取たんぱく質充足率は、非導入群86.1%・導入群100.4%(P<0.0001)。「化学療法食」導入により摂取栄養量は有意に増加し、特にたんぱく質の摂取で効果を認めた。予後の改善に繋がることを期待したい。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/2833
ISSN: 2189-1567
出現コレクション:5巻 2016

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