KINTORE >
加古川中央市民病院 >
加古川市民病院機構学術誌 >
10巻 2021 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11665/2807
|
タイトル: | 人工股関節全置換術(THA)の器械出しを担当する看護師の心理的変化に関する調査 |
著者: | 今本, 和歌子 田中, 真実 中田, 知廣 |
キーワード: | 股関節置換術 THA 器械出し 手術室看護 感情 インタビュー |
発行日: | 2021年8月 |
出版者: | 地方独立行政法人 加古川市民病院機構 |
引用: | 加古川市民病院機構学術誌(2189-1567)10巻 Page21-24(2021.08) |
抄録: | 人工股関節全置換術(以下、THA)の器械出し業務を初めて担当する看護師の心理的変化に着目し、経験場面毎に感じる思いを明らかにすることを目的とした。対象はTHA器械出し業務を自立した手術室経験年数4~6年目の看護師5名で、非構造的面接法により、THA器械出し業務に関する思いについての聞き取り調査を実施した。調査結果について、類似性を基にカテゴリー化を行った。対象者の語りから、253の思いが抽出された。器械出し看護師の心理的変化の場面は5つに分類され、場面毎のカテゴリーと思いの変化が明らかになった。手術手順と器械の理解が一致した【THA見学】以降に、前向きな思いが表出されるとともに、後ろ向きの思いが少なくなることがわかった。実際の手術を見て、器械出しを体感することで、手術手順と器械との関係性が一致し、乗り越える感覚が表れ、自信へと繋がっていくと考えられた。(著者抄録) |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/2807 |
ISSN: | 2189-1567 |
出現コレクション: | 10巻 2021
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|