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http://hdl.handle.net/11665/2787
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タイトル: | 肝膿瘍、神経梅毒を合併した第2期梅毒の1例 |
著者: | 井本, 博之 小池, 洋平 丸山, 高弘 松村, 拓朗 井村, 春樹 神谷, 亨 |
キーワード: | Treponema pallidum 肝膿瘍 早期梅毒肝炎 Syphilitic Hepatitis 神経梅毒 |
発行日: | 2022年3月31日 |
出版者: | 洛和会ヘルスケアシステム |
引用: | 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)33巻 Page24-27(2022.03) |
抄録: | 48歳男性が1カ月前からの右季肋部痛を主訴に来院した。腹部造影CTでは肝臓S5/S8領域に低吸収域を認め、肝膿
瘍が疑われた。手掌に紅斑を伴い、非トレポネーマ、トレポネーマ検査から第2期梅毒と診断した。肝生検所見は肝
膿瘍で、肝組織内にTreponema pallidum(TP)を疑う菌体が検出された。髄液検査結果から神経梅毒と診断した。
梅毒感染に伴う肝障害は稀ではあるが早期梅毒肝炎やSyphilitic Hepatitisとして一般的な臨床像とともに注意喚起さ
れている。一方で、肝膿瘍を伴う早期梅毒の報告例はない。早期梅毒では中枢浸潤が25% 〜60%と言われているが、
実際の報告は少ない。今回第2期梅毒による肝膿瘍、神経梅毒を経験したので報告する。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/2787 |
ISSN: | 1341-1845 |
出現コレクション: | 33巻
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