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タイトル: 微熱と胸膜痛で発症し肺浸潤影を認めた肺塞栓症:症例報告
著者: 岩立, 拓子
松川, 展康
阿部, 昌文
大江, 将史
加賀, 史尋
黄, 俊大
西村, 康裕
上田, 剛士
キーワード: 肺塞栓症
肺梗塞
単純CT
楔状の浸潤影
胸膜痛
発行日: 2022年3月31日
出版者: 洛和会ヘルスケアシステム
引用: 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)33巻 Page15-18(2022.03)
抄録: 肺塞栓症は臨床症状が多彩で診断に難渋することも少なくない。我々は微熱と胸膜痛で発症し、肺浸潤影を認める 事で肺炎と紛らわしかった肺塞栓症の一例を経験した。  ダンプカー運転手の63歳男性が胸膜痛、右腰背部痛、右大腿の違和感、湿性咳嗽と血痰を訴え受診した。単純CT にて楔状の浸潤影を認めたことから肺塞栓症を疑い、造影CTにて確定診断に至った。  発熱、喀痰、胸膜痛と肺浸潤影があり肺炎が疑われても、胸膜痛が初発症状の場合もしくは血痰や下肢の症状を有 する場合は肺塞栓症を鑑別に挙げる必要がある。
URI: http://hdl.handle.net/11665/2785
ISSN: 1341-1845
出現コレクション:33巻

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