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http://hdl.handle.net/11665/2783
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タイトル: | ファスティングにより減量した一例 |
著者: | 浅田, 麻樹 |
キーワード: | 減量 ファスティング カロリー制限 肥満 リハビリテーション |
発行日: | 2022年3月31日 |
出版者: | 洛和会ヘルスケアシステム |
引用: | 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)33巻 Page1-5(2022.03) |
抄録: | 高度肥満と対麻痺を合併した胸椎後縦靱帯骨化症術後の症例に対して、当院の回復期リハビリテーション病棟へ
入院後にカロリー制限法を開始したところ、6週間で8kgの減量を達成した。しかし、その後8週間体重が減らない
現象を経験した。そこで1日16時間のファスティング(絶食)を基本とした食事療法に変更したところ、再度6週間
で8kg減量し、その結果、日常生活動作能力も向上した。従来のカロリー制限法は、減量効果を得られる一方で、生
理的な代償により基礎代謝の低下を誘発し、長期的には効果が減弱することが判明している。一方でファスティング
は、摂取カロリーを制限することなく同等の減量効果が得られる事に加え、インスリン抵抗性を改善させ脂肪代謝を
促進し、さらに筋肉量や骨密度が保たれるとされ、リハビリテーションの観点からも優れていると言える。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/2783 |
ISSN: | 1341-1845 |
出現コレクション: | 33巻
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