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http://hdl.handle.net/11665/1811
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タイトル: | 動注化学療法によりADLの寄与に貢献できた上顎癌T4aNOMOの1例 |
著者: | 前田, 美沙樹 西川, 典良 瀧田, 正亮 高橋, 真也 京本, 博行 |
キーワード: | 口腔癌 上顎癌 選択的動注化学療法 |
発行日: | 2020年3月31日 |
出版者: | 大阪府済生会中津病院 |
引用: | 大阪府済生会中津病院年報(0918-5771),30(2),p250-253,2020 |
抄録: | 患者:70歳、女性。主訴: 上顎部の歯肉腫脹。現症:右側上顎歯肉歯肉頬粘膜移行部に潰瘍形成がみられ同部から頬部にかけて広範囲に硬結を触知し、総義歯の装着も困難となっていた。さらに、患側の複視を伴っていた。画像所見では腫瘍塊は上顎部から翼状突起に進展し、頬骨、眼窩内、鼻腔、篩骨洞に浸潤していた。患側浅側頭動脈からの動注化学療法を7クール施行し、腫瘍は著明に縮小したが腫瘍の後上方に進展を認め、右中頭蓋窩内側骨壁や右海綿静脈洞、斜台右側を破壊、トルコ鞍へも進展していた。放射線照射60 Gyと化学療法を追加した結果、腫瘍塊は消失し複視は改善し、義歯の装着により摂食状態も改善した。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/1811 |
出現コレクション: | 30巻2号
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