KINTORE >
大阪府済生会中津病院 >
大阪府済生会中津病院年報 >
28巻2号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11665/1618
|
タイトル: | フルオレセイン蛍光眼底造影検査時に アナフィラキシーショックをきたし植物状態となった一例 |
著者: | 野崎, 優子 野宗, 研志 |
キーワード: | アナフィラキシーショック フルオレセイン 植物状態 |
発行日: | 2018年3月31日 |
出版者: | 大阪府済生会中津病院 |
引用: | 大阪府済生会中津病院年報(0918-5771),28(2),P228-233,2018 |
抄録: | 目的:フルオレセイン蛍光眼底造影検査(FA) 時にアナフィラキシーショックをきたし, 適切な処置を行ったが植物状態となった一例を経験したので報告する。
症例:77歳男性, 右網膜静脈分枝閉塞症に伴う血管新生緑内障の疑いで紹介受診となった。
経過:精査目的でFAを施行, 検査開始後に嘔気呼吸困難, 意識レベ}レ低下を認めアナフィラキシーショックと診断, 直ちに適切な処置が行われたが重篤な低酸素脳症により植物状態となった。
結論:FAでは時に重篤な副作用を引き起こすリスクがあり, 検査のリスクとベネフィットを考慮して検査の適応を慎重に判断すること, またアナフィラキシー発症時の適切な応急処置を行うことが菫要である。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/1618 |
ISSN: | 0918-5771 |
出現コレクション: | 28巻2号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|