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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/11665/1600

Title: 播種性糞線虫症を来したHTLV-1キャリアの1例
Authors: 井藤, 英之
神谷, 亨
青島, 朋裕
有馬, 丈洋
野本, 英俊
関, 雅之
吉田, 常恭
上條, 公守
大野, 博司
Keywords: 糞線虫
hyperinfection
イベルメクチン
Cefotaxime(治療的利用)
HTLV-I Infections(合併症)
Ivermectin(治療的利用)
Klebsiella Infection(診断,薬物療法,合併症)
Klebsiella pneumoniae; 喀痰; ショック-敗血症性(診断,薬物療法,病因)
喀痰
ショック-敗血症性(診断,薬物療法,病因)
肺疾患-寄生虫性(診断,薬物療法,合併症)
糞線虫症(診断,薬物療法,合併症)
保菌者状態
検便
細菌培養
菌血症(診断,薬物療法,合併症)
血液培養
Issue Date: 31-Mar-2018
Publisher: 洛和会ヘルスケアシステム
Citation: 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)29巻 Page29-32(2018.03)
Abstract: 糞線虫症は国内では沖縄・奄美大島でよく見られるが、本州では経験されることが少ない。今回我々は、反復する下痢、麻痺性イレウスの既往のある沖縄出身の64歳男性が、発熱、悪寒戦慄、頭痛、低血圧を呈して来院し、早期に糞線虫の関与を疑うことにより、播種性糞線虫症による敗血症性ショック、Klebsiella pneumoniae菌血症、髄膜炎、肺臓炎と診断し、第2病日よりイベルメクチンによる治療を開始して軽快退院させることができた。低栄養状態とHTLV-1キャリアであることが本症の発症リスクと考えられた。糞線虫は自家感染を繰り返し、免疫抑制剤使用者やHTLV-1感染者では、過剰感染や全身臓器への播種性感染を生じる場合がある。播種性糞線虫症の死亡率は高く、早期診断が重要であるが、診断が難しい場合も少なくない。グラム陰性桿菌による敗血症・髄膜炎が診断の契機となることがあり、疑った際には便検体の直接検鏡法を繰り返し行う必要がある。治療方法はイベルメクチンが第一選択である。投与期間や投与間隔に関しては症例毎に検討が必要であるが、播種性糞線虫症の場合は各種検体から虫体の陰性化を確認後2週間までイベルメクチンの連日投与を行うことが推奨されている。免疫不全状態が持続する場合、治療後の二次予防を考慮する。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/1600
ISSN: 1341-1845
Appears in Collections:29巻

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