KINTORE >
洛和会音羽病院 >
洛和会病院医学雑誌 >
29巻 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11665/1598
|
タイトル: | 両側顔面神経麻痺を呈したGuillain-Barre症候群亜型の1例 |
著者: | 丸山, 尊 西口, 潤 長野, 広之 石田, 恵梨 上田, 剛士 |
キーワード: | facial diplegia and paresthesia(FDP) Guillain-Barre症候群(GBS) 両側顔面神経麻痺 経静脈的免疫グロブリン(IVIG) IgG(治療的利用) 顔面神経疾患(診断,病因) 顔面麻痺(診断,病因) 気道感染(合併症) 知覚減退(病因) 髄液 腓腹神経 味覚障害(病因) Guillain-Barre症候群(診断,薬物療法,合併症) 静脈内注入 神経伝導速度 髄液検査 |
発行日: | 2018年3月31日 |
出版者: | 洛和会ヘルスケアシステム |
引用: | 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)29巻 Page20-23(2018.03) |
抄録: | 50歳女性が上気道炎に罹患後、急性発症の両側顔面神経麻痺、味覚障害、下肢の温痛覚障害が出現したため来院した。第4病日の末梢神経伝導検査で両側腓腹神経の神経伝導速度(NCV)低下を認め、第6病日の髄液検査では蛋白細胞解離を認めた。Guillain-Barre症候群(GBS)の亜型であるfacial diplegia and paresthesia(FDP)の診断で第7病日から第11病日まで経静脈的免疫グロブリン(IVIG)の投与を行い、その後は顔面神経麻痺、味覚障害、感覚鈍麻は改善した。GBSには複数の亜型が存在することが知られている。両側顔面神経麻痺の鑑別として先行感染や末梢神経障害を示唆する所見を認めた際にはGBSを疑い精査を行う必要がある。(著者抄録) |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/1598 |
ISSN: | 1341-1845 |
出現コレクション: | 29巻
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|