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http://hdl.handle.net/11665/1578
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タイトル: | 造影剤到達モニタリングによる脳血管CTアンギオグラフィ撮影法の最適化への取り組み |
その他のタイトル: | Brain CT Angiography Obtained by Monitoring Contrast-medium Arrival |
著者: | 宮﨑, 吉博 高岡, 悠太 山本, 晃豊 中嶋, 早紀 柳川, 雅夫 上野, 至 尾関, 裕彦 津川, 和夫 |
キーワード: | くも膜下出血 脳血管CTA 造影剤到達モニタリング法 Subarachnoid hemorrhage Brain CTA Monitoring arrival of contrast media |
発行日: | 2017年9月15日 |
出版者: | 京都市立病院紀要編集委員会 |
引用: | 京都市立病院紀要(0286-1356)37巻1号 Page16-19(2017.09) |
抄録: | クモ膜下出血(subarachnoid hemorrhage: SAH)の原因は脳動脈瘤からの出血が80%を占め,手術によるクリッピングまたは血管内治療(interventional radiology: IVR)によるコイル塞栓が行われる.SAHと診断されれば,脳血管CTアンギオグラフィ(brain CT angiography: 脳血管 CTA)を撮影し,出血源となっている動脈瘤を同定することが重要である.この脳血管CTAにはいくつかの撮影法があり,当科では時間外での実施における簡便性を優先し,時間固定法を採用してきた.しかし,本法は簡便である反面,他の撮影法に精度は劣る面があった.2016年7月の脳神経外科新体制への移行により,くも膜下出血の搬入件数が増加していることから,時間固定法からより精度の高い造影剤到達モニタリング法による撮影へ見直すこととなった.本研究では,モニタリング法による撮影を行うにあたり当科で行った取り組みと撮影法の実際を紹介する. Eighty percent of subarachnoid hemorrhage (SAH) are caused by brain aneurysm hemorrhage,and are treated with surgical clipping or coiling by interventional radiology (IVR).If diagnosed as SAH,the bleeding aneurysm must be identified by brain CT angiography (CTA).The brain CTA is conducted by several methods,but in our department we use the fixed time method which is easy to use off hours.This method is convenient,but lacks accuracy compared with other methods.The number of SAH patients brought to our hospital increased since 2016,and we changed the fixed time method to multiphase method which monitors the contrast medium arrival monitoring method.Here,we report the monitoring of contrast media arrival used in our Department. |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/1578 |
ISSN: | 0286-1356 |
出現コレクション: | 37巻1号
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