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洛和会音羽病院 >
洛和会病院医学雑誌 >
27巻 >

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タイトル: 当院で経験したCrowned dens症候群46症例の検討
著者: 坂口, 拓夢
吉田, 常恭
松浦, 優
津村, 明子
大西, 貴久
飯島, 健太
駒井, 翼
西脇, 聖剛
神谷, 亨
藤村, 幹彦
久保, 聡一
キーワード: Crowned Dens症候群
Calcium Pyrophosphate
Prednisolone
環軸関節
関節可動域
症候群
X線CT
軟骨石灰化症
Etodolac
後向き研究
治療成績
Celecoxib
Loxoprofen
発行日: 2016年3月31日
出版者: 洛和会ヘルスケアシステム
引用: 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)27巻 Page43-46(2016.03)
抄録: Crowned dens症候群(CDS)は、環軸関節に生じる偽痛風であり、急性発症の頸部痛、頸部の著しい可動域制限、頸椎CTにおける軸椎歯突起周囲の石灰化を特徴とする症候群である。CDSの臨床的特徴を明らかにするために、2009年3月から2015年8月にかけて当院で経験したCDSの46症例について後方視的検討を行った。平均年齢は78.6歳、男女比は1:2.5で女性に多い傾向があった。38.0℃以上の発熱を認めた症例は13例(28%)であり、頸部の可動域制限は91.3%に認め、回旋制限78.3%、前後屈制限67.4%、側屈制限56.5%であった。治療はNSAIDsによるものが82.6%、prednisoloneを併用した症例が17.4%あった。症状の改善までに要した平均日数は9.45日であった。社会の高齢化が進行する中、頸部痛の鑑別診断にCDSを入れることが重要であると考えられた。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/1486
ISSN: 1341-1845
出現コレクション:27巻

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