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洛和会音羽病院 >
洛和会病院医学雑誌 >
27巻 >

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タイトル: 当院における特発性喀血症の検討 患者背景、出血源、治療方法と結果について
著者: 土谷, 美知子
坂口, 才
味水, 瞳
中西, 陽祐
林, 康之
森川, 昇
西山, 聖也
久保, 聡一
小南, 亮太
長坂, 行雄
キーワード: 特発性喀血症
気管支動脈塞栓術
気管支動脈3次元CT
季節性
喫煙歴
気管支鏡法
X線CT
三次元イメージング
胸部CT
発行日: 2016年3月31日
出版者: 洛和会ヘルスケアシステム
引用: 洛和会病院医学雑誌(1341-1845)27巻 Page25-30(2016.03)
抄録: 当院にて気管支動脈塞栓術(bronchial artery embolization、以下BAE)を行った特発性喀血症患者6例について検討した。5例に喫煙歴を認め、出血部位は4例が右上葉であった。3例が3月に発症した。手術的切除に至った1例を除き、5例であらかじめ気管支動脈をターゲットとした3次元CT(3D-CT)を施行し、異常な気管支動脈を確認して責任血管と判断した。そのうち3例は気管支動脈径が2mm以上に拡張していた。3例において気管支鏡検査を省略して3D-CTの所見を参考にBAEを実施し、いずれも1回の施行にて原因となる気管支動脈を同定・塞栓し、以後再発を認めなかった。3D-CTで原因血管を推定できる場合には、気管支鏡検査を省略してより迅速にBAEを行うことができると思われた。(著者抄録)
URI: http://hdl.handle.net/11665/1482
ISSN: 1341-1845
出現コレクション:27巻

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